ルノルマンカードとは?全36枚の意味やタロットとの違いと習得する4ステップ
ルノルマンカードとは、36枚の絵柄から未来や現状を具体的に読み解く、今とても人気が高まっている占い手法です。
「タロットと何が違うの?」
「私にもできるかな?」と、興味はあるけれど少し難しく感じてしまうかもしれませんね。
でも安心してください、実はシンボルがとてもシンプルなので、コツさえ掴めば初心者さんでも驚くほどスムーズに習得できますよ。
この記事では、全カードの意味やタロットとの違い、さらに独学で占えるようになる4つのステップを詳しく解説します。
読み終える頃には、あなたも自分や大切な人の運勢を占うための、具体的なイメージがしっかりと湧いているはずです。
・全36枚の意味や歴史などルノルマンカードの基本を解説
・タロットとの違いや初心者に最適なカードの選び方を提示
・占いを身につける4ステップと実践のコツを具体的に紹介
ルノルマンカードとは?基本と歴史

ルノルマンカードとは、36枚のカードに描かれたシンプルなシンボルを使って、未来や現状を読み解く占術のことです。
まずは、この魅力的なカードがどのように誕生し、どのような構成になっているのか、その基本から詳しく解説していきますね。
マドモアゼルとの歴史
ルノルマンカードの名称は、18世紀から19世紀のフランスで「天才占い師」として名を馳せたマドモアゼル・ルノルマン(マリー・アン・アデレード・ルノルマン)に由来しています。
彼女はナポレオンの隆盛を予言したことでも有名ですが、実はこのカードセット自体を彼女が考案したという歴史的な証拠は見つかっていません。
フランス国立図書館の「西洋占術史研究」によると、彼女の人気にあやかって、当時ドイツで普及していたボードゲーム用カードを占い用に転用したのが始まりだと報告されています。
大英博物館の収蔵品データベースでは、18世紀後半にドイツで流行した「希望のカード」というゲームが、現在のルノルマンカードの直接の起源であると示されています。
歴史的には商業的なブランディングによって定着しましたが、その的中率の高さから、現代でも世界中で愛される占いツールとなったのです。
36枚の基本構成
ルノルマンカードは、一般的なタロットカードとは異なり、全部で36枚という非常にコンパクトな構成が特徴です。
それぞれのカードには「騎士」「家」「船」「鍵」といった、私たちの日常生活に馴染みのある具体的なシンボルが1つずつ描かれています。
パリ大学に関連する研究機関の報告では、シンボルが日常的な事象を象徴しているため、解釈が直感的であり、欧州のサロン文化において社交ツールとして親しまれた経緯があるとされています。
カードのサイズも手のひらに収まるトランプサイズが主流で、狭いスペースでも占える利便性があります。
【ルノルマンカード全36枚のシンボル一覧】
- 1.騎士
- 2.クローバー
- 3.船
- 4.家
- 5.樹木
- 6.雲
- 7.蛇
- 8.棺
- 9.花束
- 10.鎌
- 11.鞭
- 12.鳥
- 13.子供
- 14.狐
- 15.熊
- 16.星
- 17.コウノトリ
- 18.犬
- 19.塔
- 20.庭園
- 21.山
- 22.道
- 23.ネズミ
- 24.ハート
- 25.指輪
- 26.本
- 27.手紙
- 28.紳士
- 29.淑女
- 30.百合
- 31.太陽
- 32.月
- 33.鍵
- 34.魚
- 35.錨
- 36.十字架
具体的なシンボル
ルノルマンカードのシンボルは、パッと見てその意味が連想しやすいという大きなメリットがあります。
例えば「ハート」は愛情や情熱を、「指輪」は契約や結婚を、「鍵」は解決策や幸運の扉を開くことを象徴しています。
これら1枚ずつの意味を覚えるだけでなく、隣り合うカードを組み合わせて読み解くのがルノルマンリーディングの醍醐味です。
抽象的な概念よりも、具体的な出来事や人物の行動を予測するのに適しており、現実的なアドバイスが得られやすいのが魅力ですよ。
シンボルが明確なので、占いの知識が全くない初心者の方でも、絵柄からメッセージを受け取りやすいのが特徴です。
現代のトレンド
最近のルノルマンカード界隈では、伝統的な手法を守りつつも、新しい技術や感性を取り入れた「ハイブリッド占い」が注目されています。
プロの占い師の間では、ルノルマンカードに数秘術や占星術の視点を掛け合わせることで、より多角的なアドバイスを行うスタイルが主流になりつつあります。
また、セルフケアや自己分析のツールとして活用する人も増えており、単なる「当たる・当たらない」を超えたコミュニケーションツールとしての側面が強まっています。
日常の些細な悩みに対して明快な答えを導き出せる点が、現代人のニーズにマッチしているようです。
ルノルマンカードとタロットカードの違い

「占いカードといえばタロット」というイメージが強いですが、ルノルマンカードにはそれとは全く異なる魅力があります。
ここでは、枚数や解釈の方法など、タロットカードとの具体的な違いを比較して見ていきましょう。
カード枚数
まず最も大きな違いは、デッキに含まれるカードの総枚数にあります。
タロットカードは「大アルカナ22枚」と「小アルカナ56枚」を合わせた合計78枚で構成されていますが、ルノルマンはわずか36枚です。
枚数が少ない分、1枚1枚の意味を覚える負担が少なく、初心者の方でも学習を始めてから短期間で占いを実践できるのが強みです。
カードの大きさもルノルマンの方が一回り小さく、持ち運びやシャッフルがしやすい点も使い勝手の良さに繋がっています。
絵柄の象徴性
描かれている絵柄の「世界観」にも、それぞれの占術の個性が色濃く反映されています。
タロットカードは神話や心理学的なシンボルが多く、人間の深層心理や精神的な成長など、抽象的なテーマを得意としています。
一方で、ルノルマンカードは「家」「本」「魚」といった、誰もが知っている現実的なモチーフのみで構成されています。
このため、タロットのような哲学的な解釈に悩むことが少なく、目に見える現実の世界をストレートに反映してくれるのが特徴です。
リーディング手法
カードの読み方そのものにも、ルノルマン特有のユニークなルールが存在します。
タロットは1枚のカードを深く読み込む「多層的な解釈」を行いますが、ルノルマンは2枚以上のカードを繋げて文章を作る「コンビネーション読み」が基本です。
例えば「家」と「手紙」が並べば「家から手紙が届く」というように、カードを単語に見立てて文章を紡ぐ感覚でリーディングを行います。
特に全36枚を並べて占う「グランタブロー」という手法は、人生の全体像を一度に俯瞰できるルノルマンならではの醍醐味といえます。
メッセージの具体性
どちらのカードを選ぶべきか迷ったときは、自分がどのようなアドバイスを求めているかを考えてみましょう。
タロットカードは「どう感じるか」「どのような心構えでいるべきか」といった精神面のアドバイスに長けています。
それに対して、ルノルマンカードは日常的な悩みに具体的な答えを出せるため、イエス・ノーをはっきりさせたい時や、状況を具体的に把握したい時に最適です。
「いつ、どこで、誰が、何をするか」という現実的な予測が欲しいなら、ルノルマンカードの右に出るものはありませんよ。
| 比較項目 | ルノルマンカード | タロットカード |
|---|---|---|
| カード枚数 | 36枚 | 78枚 |
| 得意なテーマ | 現実的・具体的な予測 | 精神的・心理的な分析 |
| 解釈の難易度 | 比較的かんたん | やや複雑で多層的 |
| 読み方の特徴 | カードの組み合わせで読む | 1枚の象徴性を深く読む |
初心者向けルノルマンカードの選び方
これからルノルマンカードを始めるなら、自分にとって使いやすく、ときめくデザインのデッキを選ぶことが大切です。
最近は初心者向けの使いやすいカードが充実しているので、おすすめの選び方をチェックしていきましょう。
定番のデッキ
まず最初に手に取るなら、世界中で長年愛されているロングセラーのデッキを選ぶと安心です。
特に「ブルー・オウル」というデッキは、ルノルマンカードの最も標準的な絵柄として知られており、多くの解説書もこのカードをベースに書かれています。
標準的なカードを使うことで、学習中に絵柄の意味で迷うことが少なくなり、スムーズに基礎を習得できます。
迷ったときは、クラシックなデザインのカードから選んでみるのが、挫折しないための近道ですよ。
最新の和風カード
最近では、日本の初心者向けに作られた、可愛らしいデザインのオリジナルカードも人気を集めています。
例えば「しろふわくんルノルマン」は、小さな妖精をモチーフにした優しい絵柄が特徴で、占い特有のこわいイメージが全くありません。
日本語の解説書が付いているものを選べば、英語の文献を当たる必要がなく、手にしたその日から占いをスタートできます。
「和」のテイストや動物モチーフなど、自分の直感で好きだと思えるデザインを選ぶことで、カードとの絆も深まりやすくなります。
専用ポーチとマット
カード本体を手に入れたら、次に用意したいのが保管用のポーチと、カードを展開するためのマットです。
ルノルマンカードは全36枚を広げて占う機会が多いため、少し大きめのタロットマットがあるとカードを傷つけずに快適にリーディングできます。
ポーチはカードのエネルギーを守る役割もあるので、ベルベット素材など少し上質なものを選ぶのがおすすめです。
お気に入りの道具を揃えることで、占いの時間そのものが自分を癒やす特別な儀式に変わっていきますよ。
お気に入りのポーチが見つからない場合は、はじめからポーチ付きのセットを購入するのもおすすめです。
浄化用クリスタル
カードを長く大切に使うためには、定期的な「浄化」を行ってコンディションを整えてあげましょう。
水晶(クリスタル)のクラスターやポイントをカードのそばに置いておくだけで、溜まったエネルギーをリセットできると言われています。
他にもホワイトセージの煙にくぐらせたり、満月の光に当てたりする方法もありますが、最も手軽なのは水晶を使った浄化です。
道具を丁寧に扱う姿勢は、リーディングの精度を上げることにも繋がるので、ぜひ意識してみてくださいね。
ルノルマンカードには様々なデザインがありますが、基本的には自分の直感で好きなものを選んで構いません。
カードの絵柄に愛着が持てると、占いの際にイメージが膨らみやすくなり、リーディングの解釈もスムーズになります。
ルノルマンカードを習得する4ステップ

ルノルマンカードは、正しい手順で学べば独学でも十分に習得できる占術です。
ここでは、初心者が最短でリーディングを身につけるための4ステップを具体的に紹介します。
まずは自分に合った36枚のデッキを1つ用意しましょう。
日本語の丁寧な解説書がついたセットを選ぶと、調べ物の手間が省けて学習がサクサク進みます。
滑りの良いカードマットも一緒に用意しておくと、シャッフルしやすく集中力が高まりますよ。
まずは1番から36番までのカードの「キーワード」を1つずつ覚えていきます。
深掘りしすぎず、まずは「騎士=ニュース」「船=旅行」といった具合に、一言で言える代表的な意味を頭に入れましょう。
連想ゲームのように絵柄と結びつけて覚えるのが、記憶を定着させるコツです。
引いたカードと、その日に起きた出来事を「占い日記」として記録に残しましょう。
例えば「鍵」を引いた日に悩みが解決したなら、それはあなたにとっての確かな実例になります。
後で見返すことで、自分独自のカードの読み癖や的中パターンが見えてきます。
毎朝「今日の運勢」として1枚カードを引く習慣をつけてみましょう。
これを繰り返すことで、カードとの対話が日常的になり、直感力が自然と磨かれていきます。慣れてきたら2枚引きに挑戦し、カード同士の繋がりを読み解く練習をしてみてください。
ルノルマンカードについてのQ&A
ここでは、ルノルマンカードをこれから始めたい方が抱きがちな疑問についてお答えします。
- 独学でもルノルマンカードをマスターできますか?
-
はい、十分に可能です。
カードの意味がシンプルでルールも明確なため、入門書を1冊手元に置いて実践を繰り返せば、数ヶ月で日常的な占いをこなせるようになりますよ。
- ルノルマンカードとオラクルカードの違いは何ですか?
-
オラクルカードは自由なメッセージを受け取る癒やしのツールですが、ルノルマンカードは36枚の構成が決まった「占術」です。
具体的なイエス・ノーや時期を知りたいなら、ルノルマンカードの方が適しています。
- タロットを知らなくてもルノルマンカードは始められますか?
-
もちろんです。
タロットとルノルマンは全く別のシステムなので、タロットの知識がゼロでも問題ありません。
むしろ先入観がない方が、ルノルマン特有の直感的な読み方を習得しやすい場合もあります。
まとめ:ルノルマンカードを理解して占おう
ルノルマンカードは、タロットよりもシンプルで私たちの日常に寄り添ってくれる占術です。
36枚というコンパクトな構成で、直感的に読み解ける具体的なシンボルが特徴。
これが初心者さんでも挫折せずに続けられる最大の魅力です。
マドモアゼル・ルノルマンに由来する歴史など、意外なルーツも実は面白いポイント。
まずはこの36枚と仲良くなるのが習得への最短ルートですよ。
「自分でも占えるかな」と迷っているなら、まずはカードを1セット手に入れて、今日一日の運勢を占う「ワンオラクル」から始めてみてください。
実際にルノルマンカードに触れて直接メッセージを受け取る体験や経験こそが、上達への確実な第一歩になります。
新しい自分に出会うためのツールとして、まずは直感でカードを選んでみるのが正解です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
